2017年2月25日土曜日

無駄に考えないことで幸せになる方法-無意味な思考からの脱却-すべての心の問題は解決する

私たち人間である限り、脳の疲労、つまりうつ病や神経症そしてひきこもりなどの不安にまつわる問題は誰でも避けられません。それは脳を使い過ぎて脳の疲労回復ができていないために生じる問題なのです。

幸せになるには無駄なことを考えず脳を疲れさせ過ぎない!

思考、考えることで脳は疲労する
考えすぎ、思考のしすぎが脳の疲労を招き不幸な心理状態(疲弊してネガティブ思考に陥った状態)に陥ることは2500年前、ブッダが既に解明していました。頭を使いすぎることは脳の疲労、つまり心因性の慢性疲労症候群の状態を招くことが私の実体験でわかりました(器質性除く)。悩んで眠れないと頭がぼーっとした状態(抑うつ状態)で外界を見る心の余裕がありません。そして体もだるいし、まるで運動した翌朝の疲労感がずっと続いているような感じになります。そしてふとした刺激が強く感じられて過敏に反応してしまいます(神経症)。脳がだるいのでその状態に合わせるかのようにネガティブな思考をしては自分で反応してはびびってしまいます(神経症)。この思考の悪循環による脳の疲労、慢性疲労のパターンが繰り返し続くと日常生活にも影響が出ますので脱却することで元気になれました。

思考のループで不眠となり慢性疲労症候群やうつや神経症になれる!

寝る前にあれこれ考えると誰だって眠れなくなります。寝る前に考える習慣がついていると睡眠時間が短くなり翌朝起きることが大変になり、二度寝をすると睡眠と起床の時間が後退していきます。そうかといって無理に起きるとだるさが脳の疲労に応じた時間持続するのでつらさを感じます。どちらにせよ、脳は疲労しており過敏になっているので誤反応が生じやすい状態です。この状態にみなさんがその時お持ちのネガティブな思考パターンが合わさると、うつや神経症やひきこもり、不登校のような状態に陥りやすくなります。しかし健全な思考でいる場合は脳疲労は何日かかけて回復し、また元気になれるのです。つまり誰でも脳が疲れた状態になるものの、考え方によって結果が違ってくるのです。

考えない練習をすると脳疲労が回復して頭が軽くなる!

ネガティブ思考が癖で抑うつ神経症であった私が実際に、寝る前や日中に考えないことを実践してみると、頭が軽くなっていました!これは瞑想マインドフルネスと言われる実践方法と同じやり方です。私はある時、頭の使いすぎが脳を疲労させていることに気が付きました。別に悩みのあるなしに関係なく、仕事で脳を酷使しても眠り難くなっており、肉体を酷使しても眠り難くなっていることに気が付きました。これは小脳などの特定の部位が思考や行動をすることで疲労していることで、その部分が興奮して眠れなくなっているのです。この脳が疲れて興奮している状態を鎮めるには最低でも寝る前の3時間は積極的に何もせずに心身を鎮める必要があることを発見しました(2017年、私)。ですので脳が疲れた状態でいきなりベッドに入ったら3時間くらいは眠れなくて当たり前です。疲労や睡眠にこだわっていた私だからこそ気づいた事実といえました。起きる時も無理して一定時間に起きたほうが脳のパフォーマンスが良いことを発見しました。そして起床してから2時間以内に屋外で日光を浴びることで心身が整いやすくなりました。起きる時は暖かいちゃんちゃんこを枕元に置いておくことや暖房のタイマーをセットしておくことも大事です。起きた瞬間はものすごく眠いけど「ああ(眠気を感じられて)幸せだ」と一言つぶやいてみることで起きやすくなりました。人生が幸せだというとすぐにマイナス思考になるでしょうから眠気があって幸せだということは事実ですので正しいです(笑)もちろん冬はものすごーーーく暖かいコートを着て帽子をかぶって顔と手だけ出した状態で十分です。

要は考え方ひとつで元気になれるのです!!!つまり、不幸は自分の心が作り出し、幸せもまた自分の心が作り出していることは真実です。

無駄な考えに気づき、無駄な思考をやめる

私たちは幼少よりの悪習慣によりネガティブ思考をする癖になっています。それは幼稚園や小学校、中学校や高校で軽口を叩いたり悪口を言ったり見聞きして体験していたことが身についてしまったのです。テレビやインターネットの悪影響も強烈です。典型的な口癖は「~だったらどうしよう」です。これは私も高校生のときに身近な友達から学習してしまい、この一言のせいで落ち込む習慣が出来上がってしまい何かと苦労しました。この「~だったらどうしよう」という思考パターンは単なる想像(妄想)ですからまだ脅威が来ていない状態です。しかしこれを思い浮かべた瞬間にガクーンと不安になる習慣が身に着いたらそれは間違った反応なのです。そもそも「~だったらどうしよう」という考えそのものが無意味な妄想の場合と、本当に起こる場合があり、単なる妄想であり意味のないことがほとんどです。仮に根拠があり起きうることならば現実に対応すればよいのですから心はやみません。つまり心配して落ち込む原因のほとんどは無意味な妄想にあります。そういうことは考えなければ元気になれるのです。

元気になるためには、無駄なことを考えない努力が必要です。

誰もが何かしら頭をからっぽにすることで精神を健康に保ってます。しかしノイローゼ気味の人は心配することを選び元気になる努力をしていません。力の使い方が間違っており、ある意味怠けているので怠けと言われるのは当然すが、怠けと言われるとキレたり落ち込んだりする思考パターンを持っているので気づくまでは事実を受け入れられません(私もそうでした)。うつや不安から抜け出すには甘ったれた私たちにとっては厳しい精神修行(実は簡単)が必要なのです。心が弱いということも事実なんです。

心が強くなるには無駄なことを考えない、思っても延々と考える材料に取り上げない練習を繰り返すしかありません。どんなにストレスフルな立場にいる人でも精神的に参らないのは、脳を休ませる方法を知っているからなのです。

頭の反応をやめる、頭の感覚を観察して反応しない練習をしてみよう

頭の血管が収縮したような感覚にいちいち言葉で反応しないようにしましょう。同じ場所が痛んでも、思考内容とは関係ありません。長時間同じ姿勢でいたり、何かに集中して体が固まっているから頭に鈍い感じがするだけであって、思考内容とは関係ないので誤反応しないようにしましょう。確かに頭で考え続けると頭のおでこの上あたりに感覚を覚えます。しかしだからといって思考内容とは無関係であり、むしろその時固まっていた姿勢との関係が強いのです。集中が切れるとは、その姿勢に疲弊したので血行を良くするために自動的に血が通い頭がズキズキしたりシュワッとして疲労回復しようとしているのです。自分が元気になろうとしているのに、そこで思考して緊張して回復の邪魔をしてはいけません。だいたいうつや心配性の人は頭に感覚があっただけで反応してしまうので、疲労から回復しようとしている反応に対し条件反射で悪いことを思考することにより緊張しまた引き締めて疲労を積み重ねてしまうのです(私の実体験です)。私は注意深く自分を観察することにより、この現象に気が付きました。自分で自分を疲れさせており愚かなことを繰り返していたのです。

私たちには自動で疲労回復する機能が備わっており、その瞬間にネガティブ思考などで緊張することで回復を邪魔しています。

夜に休もうとしているのにネガティブな思考をすると緊張してしまって疲労が回復しないのは当たり前の現象なのです。寝れない寝れないと言って苛立つ行動は自分で回復を邪魔してるのです。

考え方を変えることで脳は休息し回復します。

脳を休めて疲労回復する方法

これまで述べたことからもう読者のみなさんは脳を休めて疲労回復する方法はおわかりになったかと思います。すべての疲労は脳が疲労しているから生じるのであって、よく眠り考えないことで脳の疲労は回復します。

寝る前の3時間は心身の緊張を緩める時間に費やしてください。一定時間に起き光を浴びます。朝一で洗濯物を干すとよいでしょう。起床後は無駄なことを考えない決意と眠気を有難いと思い眠気を感じられて幸せだとつぶやきます。日中は頭に感覚が生じても思考と結びつけず、単に感じているんだなと思います。

たったこれだけで脳の疲労は回復します。

この習慣を身につけることこそが幸せと思いましょう。

脳が疲れていないだけでも人は幸せなのです。

いじめの原因がわかった!

精神的に健康な人は無駄なことを考えません。憎らしくなるほど落ち込む考えや暗くなることを徹底的に避けています。時には落ち込んでいたり傷ついて暗くなっている人を攻撃するほどです。だから傷ついて暗くなっている人は嫌われたりいじめられやすいのです。みんな自分がかわいいものですから、自分が嫌っている心理状態の人を攻撃するのです。他人の中に自分を見出したと錯覚して攻撃するのです。この世の真理に目覚めていない人は自他の区別がついていないのです。他人は自分の鏡だという言葉の真理は人はそれほど賢いわけではなく自分と他人の区別がないことにあるのです。

私たち人類は脳を無理やり発達させてきましたがそこにはまだ生物学的に無理がありさまざまな病が生じています。人間の脳はコンピューターとして完璧ではなくエラーもよく生じるので誤反応、勘違いや騙されたりするのです。人が他の人を滅するまで攻撃する裏には自分は絶対にそうなりたくないという異常なまでの抵抗、拒絶感、敵意、根底には強い不安があるのです。不安があるからこそ人は他人を差別するのです。無知な昔の人は障がい者をおそれて差別し身分差別では自分は迫害されたくないので差別するという不安と恐怖のループが続いていました。自他の区別がつき、自分はああはならないという絶対的な自信と覚悟と決意があれば人は他人を攻撃しません。善人が他人に優しいのは心が強く悪に堕ちないという確信を持っているのです。いじめる人間は人格に障害があり、ある意味「いじめなければ安心できない」妄想にとらわれており病識のない強迫神経症であるといえましょう。どこに行ってもいじめるのは心の病気だからです。いじめ側にカウンセリングが必要な理由がここにあります。虐待も家庭内暴力もみんな心が病気なのですが、不安を怒りに変えて発散させる行動を繰り返しているため衝動を自分の内側に向けて落ち込むことはないので病気であっても病識なく無自覚でいられるのです。暴力の問題行動にばかり目が行きがちですが、彼らもまた根底には強い不安があるのです。


結論からいうと、多くの人間は不健全な思考を親から受け継いだ時点ですべからく心の病にかかってます。この世の荒波を乗り切るにはいかに暴力の病気の人を伴侶に選ばないように見抜く必要があります。

弱いからこそ、精神的に弱い人は他人を攻撃する。昔話でいうと、王位をめぐり継承者の男子を抹殺していく王は王座を奪われることへの恐怖心が強く安心したいという思いが強いからです。あるいは暴君タイプの君主もまた処刑を多くするのは恐怖心からです。いじめも自分が拒絶している心(愛や善の心や優しい心、幸せ、裕福貧乏、孤独、鈍感力などなど)いじめた側が抱いているコンプレックスを持つ他人が怖く思えるから攻撃するのです。いじめる側は自分を嘘をついてでも肯定しますから、自分は悪くないので悪いのはあいつだと嘘を言い張り親も同じ心的機構を持っているものですから子供の嘘を嘘と知ってて信じるのです。

どうしてもいじめられたくなければ自分も落ち込むパターンを拒絶して強く元気になるしかありません。そして誰もが他人にとって嫌いな部分を多少は持っていますので他人に嫌われいじめられることを覚悟してください。善人が悪人から激しく攻撃されたりその逆であるのは自分が絶対に認めたくない人格を持っているので当然なのです。他人の思想に干渉することは命に関わる争いの原因となっていますよね、人間なんてその程度なのであり怖れるに足らぬのです。未成年のうちは社会は未知で怖いもののように映りますけど、人というものの本質を知ってしまえば他人を怖がる必要はないのです。誰でも共通する部分は同じで人から好かれたい、認められたい、愛されたい、嫌われたくないとあなたとおなじ単純な生き物です。となんだかまるでアドラー心理学みたいですね、アドラーは大学では学ばなかったのですが師のひとりが何番目かは知りませんが弟子であったのでこういうことなんだと今理解できました。(2017年、私)

根本的な原因は心の傷

やはり落ち込む思考に陥っている人の根本的な原因は遠い過去の心の傷が癒されていないことにあります。案外精神分析のトラウマ(心的外傷、PTSD)の理論は当たっているのです。幼少期から青年期に性犯罪や家庭内暴力などの暴力で不幸な事に遭遇してしまい、落ち込んだり不安を抱えたまま学校に通うと暗くなりがちでそれが自分なのだと周囲から誤解を受けてしまい、余計に苦しみが増えて引っ込み思案になったり消極的になったり緊張してしまい学校生活が苦痛になります。たいていの親は子供の心の傷に対して無関心ですから、心に傷を抱えたまま、さらに傷つきを得て大きくなっていきます。子供は傷ついていること自体に無自覚ですから、自分がなんて落ち込んでいるのか学校で緊張するのかわかりません。やがて思春期になり傷ついている自分を認識してどうしてよいかわからないのでさらに落ち込みます。そこで不登校になったり、神経症になったりしますが自分でも原因がわからないのでわかる人からの援助がないと立ち直ることができずに成人を迎えます。心が傷だらけで愛や勇気の何たるかも知らずに育ってきたものですから本能的に逃避、回避行動をとりがちです。

しかし安心してください。どんな不幸があったにせよ、過去は既に過ぎ去ったものであり単なる記憶でしかなく実在しないものなので今の問題を過去のせいにすること自体無意味なのです。

私もずっと昔の出来事のせいにしていたうちはくよくよとして元気がなかったです。

過去のせいにしているうちは元気が出なくて当たり前なのです。元気になりたければ今の問題を過去のせいにしてはいけません。

すべては今という瞬間しかないことに気づくのです。

過去を悔やみ未来を憂えることも無意味であり妄想で考える必要のないことです。

今この瞬間を努力して生きることに全力を費やし過去と未来のことは妄想としてくよくよと考えることを捨ててください、そうすれば元気になれます。

私たちは次の瞬間から生まれ変わっているのであり次の瞬間からまた何度でもやり直せるのです。

要するに、気にするな!気にすること自体が無意味で無駄な思考です!

私は、私と同じ、みなさんを励ましています。

私が語る、この人間の本質(真実)を理解すれば、少なくとも心因性のうつや神経症、自分や社会に対する不安はほとんど解決すると思います。

この世に傷ついたことのない人なんていません。元気な人というものは意識して落ち込まない努力をした結果に元気になった人と、本能的に傷つくことを徹底的に避けてきた天然の人とがいるだけです。落ち込んでいる大抵の人はこの本能的に徹底的に傷つくことを避けてきた動物的な人々によって傷つけられてきたとは思いますが、彼らのような人として目覚めていない動物である要素が強い人よりはみなさん方のほうが自制心と判断力や思考力が高いので人間らしく幸福になれるという自信と勇気をもってください。

どうか賢く優しく生きてください。