2017年2月22日水曜日

ダイエット(減量)は炭水化物を減らせば痩せられる

健康のためのダイエット(減量)は炭水化物を減らす方法が最も成功しやすい

ダイエットしなくても生活習慣の変化で痩せた

私は適性体重が57kgのところ、85kgくらいあったデブです。運動して72kgまで痩せたものの、あと10kgのところで長時間の有酸素運動をやめたらまたリバウンドして元通り。それもそのはず、食事が毎日炭水化物におかずが炭水化物だから。家族が毎日料理しているのだからこの生活はどうにもなりませんでした。しかし、その炭水化物大好きな親がとうとう脳卒中になってしまいました。これは食生活から生じたまさに自業自得。食事の誘惑を断てなかった私もまた自業自得です。

家族の脳卒中入院で生活が変わったらズボンが緩くなった!

家族が脳卒中で入院したら、私が洗濯と料理と掃除をすることになり、慣れない家事で大きく痩せました。まだ体重は測ってないけどズボンの胴回りに両手が入るくらいです。それまではおなかがピチピチのボヨンボヨンだったのに。

それもそのはず、私まで落ち込んで悩んでしまい、親が死ぬまで早く大人にならねば!と焦るんですよ。別に親は死にはしなかったのですが、今回はそう思わせられてものすごい孤独感などを超短期間で克服することに毎日脳をフル回転させて悟りを開きまくって葛藤したり学習してかなりの精神力を費やしました。

慣れない家事、買い物から料理洗濯掃除に毎日体が疲労と筋肉痛でした。しばらくして筋肉や体力がついたのか、疲労はなくなったけど、おかげで激やせしちゃいました。

私が激痩せしたメニューとは

激やせした間の朝食はバナナ小1本とヨーグルト1個と牛乳、とビタミンCのジュース(キレートレモン)、気が向けばロールパンかごはん。といった感じで最初は無理やり食べてカロリーを取っていました。生きのびるための最低限の行動モードです。昼食はコンビニの500kcalの弁当。コンビニ弁当はカロリーがわかっているので調節しやすく、炭水化物が多すぎる場合は半分残しました。夜は納豆とタンパク質中心の肉か魚のボイル・茹で料理と葉物またはニンジン、しっかり寝るために牛乳。

一部で炭水化物を減らせばストレスに強くなるという迷信があるようですが、私の場合、特に脳の変化はなかったです。おそらく思考の材料である糖が減ると頭も考えにくくなりその分脳が疲労しないとでも勘違いしたのでしょうがそんなことはなかったです。

バナナは本当に便利で1房100円で5本入りの小さなものがおすすめです。牛乳とヨーグルトと合わせると大体50gくらいの炭水化物は摂れているのではないでしょうか。ロールパン1個を入れると70g、ちょっとカロリーオーバーかもしれませんが夜に炭水化物を減らすなら朝のロールパンもありでしょう。

総カロリーは感覚では1000~1200kclくらいだと思います。栄養バランスからいって死にはしないでしょう。


食べないほうがよい食品

健康でい続けるには、脳卒中になった人が食べ続けていた物や薬の常用やお酒を毎日飲む習慣をやめなければいけません。まずはインスタント麺です。私の家族はインスタントラーメンやインスタント焼きそばを毎日食べ続けて酒も毎日飲み鎮痛剤を酒と一緒に飲んで脳卒中になりました。高血圧からくる頭痛であるという病識はなく、入院するまでこの習慣をやめませんでした。塩味のおかき、おせんべいやイカのつまみやフライドポテトも常備して好んでいました。揚げ物の頻度も高く、塩分摂取量は毎日20g近くはあったのではないでしょうか。炭水化物も毎日300gほどはあったのかなと思ってます。そしてタンパク質の摂取量は低かったです。塩分は1日3g~6gあれば十分らしいです。40歳を過ぎたら運動量に応じて食事量を減らして塩分量を控える必要があると思います。

肥満の裏に不安

私の場合、肥満の背景にはストレスと現実逃避がありました。食べている時が一番幸せで家族も喜んでいるので、病気になるリスクをすっかり忘れて食事の快楽に溺れていました。糖質やおいしい物を食べると何とも言えない快楽に満たされるのです。カレーライスやしょっぱい魚や肉の醤油と甘味を加えた炒め物などのご飯がすすむおかずはご飯をたくさん食べたくなります。ケチャップ味のスパゲッティやポテチもおかきも超大好きでした。その割にタンパク質は家族に買ってもらえなかったので摂取量は少なかったです。食生活のすべてが子供時代から狂っており幼少は普通体型でも元気が出ないものですからストレスに対して脆弱で筋肉がありませんでした。うちの親は肉や魚は貴重品でありなかなか買ってこなかったので子供時代は貧血気味で元気がなかったので精神的にもスタミナ切れで弱かったです。家庭の品質は貧しく低レベルであったことは事実でしたので、私の若い時分は随分このことで、形成された自分の浅はかさに思い悩み苦しみました。

食事の内容は人生を左右することはまぎれもない真実でした。

思えば自炊している時が一番痩せやすかったです。体の栄養も、心の栄養も、昭和や平成時代のように無視することは病気に直結しますので自力で学ぶ必要がありました。しかし学校教育では本当に必要な実用的なことは教えてくれませんでした。私の子供時代には心の教育など0でしたから、いじめもなかったことにされたり、教師は恐怖心を植えつけることが第一で、愛の何たるかを知るには愛をもって教育する教師に出会うまではわかりもしなかったですが1人しかいなかったです。1/12の確率なら良い方なのかもしれませんが、その後はすっかり愛することを忘れていましたし、自分の健康にも健全な愛が必要などと思いもしませんでした。やはり子供時代に心身の栄養を得る術を習得しておかなかったことは、人生でかなり不利でした。

高校生のときからダイエットに挑戦しては体重を増やしてきました。思えば高校生のときは5kg減らすだけでよかったのですが、それが成人以降は10kg、そして25kg減らさなければいけないまでになっていました。コンプレックスも相当なもので、鏡で自分を見るのが嫌でした。自力で太ったのですから自業自得です。劣等感が大きくなると不安も大きくなり、自分でどれだけ食べる量を減らせばよいのかまったく自信がなく、ごはんを減らすとイライラしていました。つまり私の心の根底には不安の心があったのです。この不安を捨てるには、勇気が必要でした。炭水化物を100g程度に減らしても死にはしないという確信を持つ必要がありました。この不安で弱い心を克服しないと、ダイエットは成功しないといえましょう。そうなんです、私は自分で「炭水化物を減らすと健康を害するかもしれない」という考えを妄想であると心配事は無意味であると捨てて安心する必要があったのです。

ダイエットを成功させるには「食べないと」という不安と欲望(妄想)を捨てる必要がありました。「少々炭水化物を減らしても大丈夫」「タンパク質とビタミンをとっていれば炭水化物を100gにしても死にはしない」という考えや「食べ過ぎ」「食べたい欲求を我慢できないイライラは欲望であり本当に空腹なのではない」「痩せたら呼吸が楽になる」「体重を減らさないと血管や骨などの病気のリスクがある」ということを事実として認める勇気が必要でした。現実のストレスに比べれば、こんなに小さいストレスすら今まで克服できなかったのですから、私がどれほどストレスに弱いかは言うまでもありませんでした。ストレスに弱い私は最終的に「適性体重になることが幸せへの道である」ということを認めて肥満と決別することにしました。

結論

どうやら、減量して健康的に痩せるためには炭水化物の量を半分ほどに減らせばよいと今回学習しました。私であれば200gの炭水化物が必要なところ、100g~150gにして家事をするだけで激やせしました。私も親の遺伝子を受け継いでいるので高血圧と脳卒中にならないためにも家族みんなで体脂肪を減らしましょう。ダイエットのネタはさんざん出尽くしていますけど、食事の量を減らし運動量を増やすしか道はありません。これは事実であり、永久不滅の真実であると思います。スポーツジムで運動だけしていつも通り食べていても、運動をやめたら食べる量も同じですから当然リバウンドします。食欲という極めて強い欲望がダイエットを困難にしているのです。食べすぎであることを素直に認め、炭水化物の量を減らしましょう。タンパク質類や野菜類の量はいつも通りで大丈夫です。太るタイプの人の頭の感じ方はおなかいっぱい=食べ過ぎなので、理性でわかるしかないです。体重が多いと高血圧の原因となりやすく、塩分も多いものを好みますので家族は脳卒中になりました。長生きしたければ50を過ぎたら減塩・減量して痩せたほうがよいと思います。理性を失っている状態では幸せ過ぎても我を忘れて快楽と怠惰に溺れ太りやすいといえました。冷静に自分の欲望と現実を観察する能力がダイエットの成否を左右するといっても過言ではありません。将来病気で介護が必要になったり働けなくなるリスクを思えば肥満は減量しして脂肪を減らし、減塩したほうがよいと思います。適性体重を維持できる精神力を養う修行こそが人生の喜びのひとつであり楽しみであると思えば苦も楽になるはずです。いつまでも食事に逃避していると、大事なことを見失ってしまいます。