2017年2月22日水曜日

心をベストな状態に持っていく方法にルーティンがおすすめ!

心をベストな状態に持っていく方法

best mind set

社会人になると、自分の心の面倒は自分で見なければなりません。そのためには自分の心がベストな状態を把握し、心身の疲労や環境の影響、自分の考え癖によってどれだけ精神面に影響が出るかしっかりと認識する必要があります。このページでは社会人として不安の大海を生きるために必要な心の揺らぎを発見する方法を伝授したいと思います。

睡眠の質と体内時計のズレで翌日以降の疲労感に違いが出る法則!

まず一番わかりやすい心(頭)の不調に睡眠が不足して疲労感が翌日に出ることがよくあります。しっかり休めていないと体内時計もズレやすいです。うまく眠れなかった次の日は、体がだるかったり筋肉痛であったりして脳のパフォーマンスが低下した状態になります。このときの不快感から何でも悪く考えてしまうと自分でストレスを作ってしまい悪循環が発生します。「これは単に眠って休めていないから気分が悪い」のであってほかの物事のせいではないので余計な考えは妄想であり意味がないものであると捨てましょう。慢性的に睡眠時間が足りない人は疲れた時でも寝つきをよくするトレーニングが必要です。

性周期で攻撃的になる法則!

人は交尾に適した時期(排卵日や精巣の準備完了)になると自動で攻撃的になったり運動したくなり寝つきが悪くなります。これは子づくりの本能から生じていますので素直に認めて受け入れる以外にどうしようもありません。本能的に性の相性の悪い他人といるとストレスが溜まりハッスルしたくなるのは本能です。交尾に適した時期に入ったら親子や兄弟姉妹と近くにいることをやめてみましょう、不快になるのは当たり前です。

頭の反応に慣れる訓練

疲労で調子が悪いと頭が刺激に反応しやすくなっています。反応を思考に結びつけないようにする練習が必要です。うっかりすると刺激に対し誤反応の思考が形成されてしまいます。やるべきことが終わりほっと一息つくと、頭が重くなってきたリするでしょう。それは良い刺激ですが、勘違いすると落ち込み癖や悩み癖がついてしまいます。どっと疲れが出るのも、やるべきことをやったから疲れているのであって、勘違いしないようにしましょう。同じ内容でも同じことを考えるだけで頭に刺激を感じる時もあったりなかったりしますので誤解しないように。疲れて集中が切れると頭に血がのぼってきた感じは、休憩と回復を要する時間になっただけであり、悪い反応ではないので誤解しないように。不思議とあとちょっとで終わりだと思うと、まるで終わったかのように脳が休憩しはじめたりもしますが、それは自然現象であり悪いことではないのです。会社や学校に行きたくないと思い浮かべただけで脳はもっと休んで怠けようとするので、眠りたくなるのは悪いことではなく本能による自然現象ですので否定をせずそのまま受け入れてから、起き上がりましょう。

頭の筋肉の感覚に慣れよう2

頭の収縮するような感覚に固定で特定の思考を結びつけるのは誤解のもとですので訂正しましょう。

力んで鼻から息を出すと頭の前方の上あたりが緊張したような感覚がしませんか?眉間に皺を寄せるとおでこのあたりがだるくなるでしょう。口を横に結べば側頭筋が盛り上がります。

以下は毎度の私の法則(苦笑)

  • 寝転んでパソコンやタブレットを操作していると頭のてっぺんにコリを感じる。
  • 長時間パソコンをやり過ぎると寝る時には頭の前方の筋肉がズキュンキュンピクピクして眠れなくなる。この凝りすぎをほぐすには3時間はかかる。考えすぎ、悩み過ぎても同様になる。
  • パソコンを使って休みなく働くと側頭部や外耳や耳下腺や唾液腺やあごの下のリンパ腺に痛みや障害が生じやすい。ここまで来ると重症なので生活を変えなければいけません。
  • 上記の状態は不快なのでスラングを思い浮かべて頭痛→スラングという条件学習が強化される。→いちいち毒づかないように訓練し直すことで消去可能。(大体過激な人はこの条件学習が正しいと思い込んでいるので思考がどんどん過激になっていく。例えば差別される人を見た時に頭がズキュンとなったらそれを自動でイライラすると判断しスラング発生、そして差別が強化、正当化される。怖がりの人はその場面で頭がズキュンとなったら不安・怖いと判断し避けるようになり差別が強化される。優しい人はその場面を見て頭がズキュンとなったらかわいそうだと判断し援助行動をとる。正しい人は単に頭の筋肉が動いただけと思うので冷静でいられる。それをストレスと思うかどうかは要は頭に発生した感覚の解釈の違いの問題。)
このように頭に生じる筋肉の締まりや血が通う感覚は思考内容とは関連がありません。

頭の筋肉が疲れて痛くなりそうになったら姿勢を変えましょう。

頭の凝りをほぐそう

疲れたら、頭が感じるようになったら、姿勢を変えて頭の筋肉をほぐして血流をよくしましょう。同じ姿勢で長時間パソコンなどをしていると病気になりますので、唾液腺や目や耳の健康のためにも、同じ姿勢のまま固まらないようにしましょう。仕事や遊びに夢中になっていると、ついつい、固まってしまいますけど、1時間に10分の休憩は必要です。

長時間同じ姿勢を続けると、心拍数が上がるのは当然です。

それはパソコンでの仕事でも同じで長時間固まっていると心拍数が上がってなかなかドキドキが鎮まらなくて夜眠れなくなるものです。パソコンに限らず同じ姿勢や作業を繰り返すと疲労が蓄積されて眠るときに緊張を解除しづらくなり眠り難くなります。


心の凝りをほぐそう

いつの間にか同じ悩みを繰り返してはいませんか?何度ぐるぐる思考のループをしても結論がでないのはそれは悩む必要がない無駄な思考ですので捨てるのです。卒業するといってもよいでしょう。卒業してひとつ成長することを楽しみや喜びとするのです。考える必要のない時間に無理に何かを考えようとするから思考がループするときもあります。思考のループは限りある脳の無駄遣いです。ほんとうは悩む必要がないので、無駄に命のエネルギーを消費しないようにしましょう。命は有限ですから、つまらないことに命を削る必要はありません。私たちは本気で考えたくないことを考えないようにすることが可能な生き物です。たとえば四六時中自分の体型やシワのことを考えたりしないでしょう。考えたくないことは考えないようにできるのです。どうしても暇だというなら「ありがとうと感謝する事」を思い浮かべてみてはどうでしょうか。これなら事実ですから無駄な考えではありません。心配するくらいなら、そうならないように神仏にお祈りしたり、心配事の裏に隠されている本当のポジティブな気持ちを探ってみましょう。嫌われたくない気持ち(人に認められたい気持ち)が緊張や孤独を生んでいたり、ほんとうは他人を必要としている自分を発見したり、不安で後ろ向きの心は裏返せばポジティブな願いを持っており、人が好きだからこそ恥をかきたくない気持ちが強いのだとわかります。あるいは常に正しく正気でありたいという欲望の強さはすなわち意思の強さでもありますので、それ以上くよくよと思い悩む必要はありません。

悩み上手になり不安と緊張をわが物にする

やはり上手な悩み方というものがあります。思考のループから脱却するのです。

例えば社会的場面で緊張すると「どうにかなってしまいそう」と不安を抱くことがあります。しかし緊張して逃げ出したくなる感情は観察してみると90秒ほどで終わります。恐怖心の強い人は死ぬのではないかというくらいの恐怖を感じますけど、はっきりいって、神経症の緊張発作ではドキドキしても死にません。緊張して気でも失ったほうがラクですが、そうならないのは、そこまであなたが弱くないからです。つまり正気でいたい、恥をかきたくないという願望が焦りと恐怖を生じ、発作になるのです。誰でも人は社会的場面で緊張しますけど、緊張すること自体への不安と恐怖心の強さが発作を起こしているのです。つまりパニック発作は脳が疲労した状態でいつもより敏感になっている状態でその場所に行ったために酸素が薄い感じや呼吸が浅くなってる状態を感知してしまい呼吸困難となりさらに慌てますからこのまま死ぬのではないかと脳が誤反応した恐怖反応(エラー)の連鎖です。私もずいぶんと昔にそうだったのでこの大いなる誤反応の原因はまったくの自分の認識の誤解で間違いありません。当時の私は反抗期の終わりでしたから社会への信頼よりも恐怖のほうが強かったし過去への執着を手放すことも知らなかったので、愛や許しや安らぎという感情があることすら感じていてもはっきりと認識して大事にしていなかったので無理もありません。

振り込み詐欺がなくならないのと一緒で、脳は誤解するのです。

頭を高速回転して心配して緊張したってめちゃくちゃ変になることは絶対にないし、心の中はパニクってもその場所から逃げないようにしましょう。はじめは怖くても、我慢してるとカーッとした興奮はしばらくすると収まってきます。むしろその頭が真っ白になった感覚が気持ちいいし真っ白になったから余計なことを考えなくていいと思えばしめたものです(笑)緊張でがちがちになってる人を見て馬鹿にする人は少数派でしょうからもっと周りの人を信じてみてはどうでしょう。

要は学習して自分のものにするのです、不安も緊張も自分の感情ですから。快楽や喜びというおいしいところだけ受け入れて、自分の都合の悪い感情(苦しみ、不安・緊張、怒り)をいつまでも拒絶するのは、健康上あまりよろしくないと思います。

つまり、ベストな精神状態とは、認めたくない気持ちも事実として受け入れたうえで冷静でいられる中庸な心の状態だといえましょう。すぐにはそんな悟りは開けませんが、そこに近づこうとしているときがよい状態で、逃げようとしているときがよくない状態だといえます。

不安やくよくよの裏に隠された真の意味は明るい

くよくよしていると他人から「暗い」「嫌だ」と冷徹な言葉を浴びせられ嫌われるのがオチです。もちろん自分でも落ち込んで暗いのは嫌というほどわかっています。でもそこから脱する方法がわからないから落ち込んでいるのであり、ここは救いの手を差し伸べてもらわないと自力で脱することは最初は難しいでしょう。

なんでこんな事に悩んでいるのか、について自分で気づく方法は、悩み事の真の意味を探ると意外と浮き上がりやすくなります。

朝起きられない(くよくよ)→朝起きる能力を身に着けたい!→そのためには無理に起きるしかない!→嫌でも起きてみよう!(やる気)→寝つきやすい日とそうでない日がある(事実の発見の繰り返し)

たとえば、朝起きられない問題を取り上げると、くよくよ悩むよりも、実践を続けて事実を発見し経験を積むほうが技能を習得しやすくなります。何かの能力を身に着けようと思うと努力が必要です。それは睡眠についても同じです。よく眠れている人はそれだけ定時に起きる努力をしてきたから眠る技術が身についているのです。悩みを解決するには経験の積み重ねが効果的です。はじめは人との接し方がわからなくて当然であり、経験を積めば慣れるものなのです。確かに一度怖い目に遭ってしまうと二度目から同じシチュエーションを避けようとしてしまいます。初回の恐怖の度合いによってはパニック発作が出る場合もあるでしょう。しかし、勉強でも仕事でも何でもやらなければ乗り越えられません。一生避け続けるわけにはいかないのです。どこかで勇気を持って克服する必要があるのです。早いほうがよいに決まっています。寂しさという感情だって泣いたら終わりで、はじめは赤子のごとく極端な感情にも次第に慣れるものです。悲しみだっていつまでもくどくどと対象に執着し依存するからいつまでたっても悲しいのです。亡くなった相手はそのようなことを望んでいないのであれば、もう悲しみ続けることは愛ではないのです。存命の相手ならばいつまでも思われているのはかなりの迷惑でしょうから愛が深くても終わりとし自分の幸福のためにも手放すべきです。いつまでも手に入らぬ者の夢を見続けるのは愛ではなく執着なのです。愛した人と一生一緒にいられる場合なんて稀です。恋愛の末に結婚するだけの人ばかりではありませんし、冷めることだって離婚することすらあり得ます。孤独は覚悟しなければなりませんので孤独は最終的に受け入れるしかありません。

前向きになるには実践と能力の獲得を

確かにくよくよ、びくびくして悩んでいる間は暗いですが、何とかしようともがいて乗り越えれば明るくなれるのです。人生の悩みを乗り越えた数だけ人は経験を積んで自分を知っていますので、落ち着いていられるのです。悩むことをおそれないで、乗り越えることに勇気を出して、先哲の助け船を得つつも知恵を蓄えていきましょう。

就寝時ルーティンのすすめ

毎日、一定時刻にベッドに入り、必ず一定の時刻の間に起床することを習慣づけると、脳の状態を観察しやすくなります。起床後、どれだけ疲れが残っているかは、脳の疲労の指標となります。寝る前に好きな落語を毎日かけることもルーティンとしておすすめです。日記は起床時に書くと、だんだん脳が目覚めてくるのを感じます。といういうことは、寝る前に日記を書くこと、つまり自分の頭で考えることは逆に頭が冴えて眠りの邪魔になるということなんです。だから寝るときにベッドで悩んだり考えると寝つきが悪くなるのは当たり前で睡眠時間が短くなり翌日にも脳に疲れが残るのです。そうなんです、つまり寝る前に思考しないことが極めて重要であり、寝る時に考えない技術を身に着けることが生きていくうえでも必須のスキルとなっているのです。

ルーティンの例

私が実践しているルーティンを紹介したいと思います。

寝る二時間前に夕食を終える→寝る一時間前にお風呂に入る→布団に入る→信仰する神仏に祈る→ルーティン用の音を鳴らすか本を読む→無になる訓練→寝る→途中で起きても寝る→定時に起きる→枕元で文字を書くかネットサーフィンして目を覚ます→同じ朝食を食べる・・・

これで眠りやすくなるかというと、そうではなく、起きやすくなるだけです。眠りやすくするためには頭や体の筋肉をほぐさないと、気持ちもくよくよモードから脱していないとやっぱり寝つきは悪くなります。ですので落ち込みから早く立ち直る能力を磨くこと、脱力して無になる瞑想じみた眠り方の技術を習得することが必要であると思います。

悩むより無になる訓練をしつつ眠ったほうが建設的であることは言うまでもありませんし、多くの人が自分なりのルーティンを持っています。