2017年2月20日月曜日

不眠と睡眠不足の症状の法則がわかった!

睡眠不足の症状と解釈、対応法

睡眠のイメージ写真
夜中に起きたり、起こされたり、寝付けなかったりするなどして私たちはしょっちゅう睡眠不足、不眠になります。眠り足りないと満足感がなくなり睡眠欲が満たされない不満感でいっぱいになり、心を回復しないまま暗い考えを続けると神経症(ノイローゼ)や抑うつ状態になります。睡眠不足で脳も疲れているのでちょっとした刺激でも大きく感じられ、その刺激に対する反応が誤解した解釈となりやすいので、たっぷりと睡眠をとる必要性があります。ここではこのシンプルでネガティブな睡眠不足のループを断ち切るために自分の体験からわかったことを教えたいと思います。

ストレスとなる出来事がひと段落した頃に、どっと疲れが出る法則

病気や仕事など人生で大きなストレスを感じた時、人は頑張ろうとして興奮しておりいつもより睡眠時間が減ってしまいます。明日旅行という時にも興奮しすぎて眠れず旅行先でも緊張してろくに眠れず自宅に帰ってから数日疲労困憊した経験はありませんか?人は良いストレスでも精神が緊張して眠れなくなる生き物です。大好きなゲームに熱中していても興奮して寝つきが悪くなり起きる時間が遅くなって体内時計がずれてしまいます。つまり、自分を忘れて頑張っている状況、日常の運動量を超えて脳や体の筋肉を使って無理をせざるを得ない状況になると、その部位が疲労しすぎて不眠という現象が起こります。いきなりきつい筋肉を使う運動をして疲れ果てても眠り難くなります。つまり脳を酷使しても筋肉を酷使しても人は眠り難くなるのです。たとえばいきなり一人暮らしとなり急に家事をすべてやらなければならなくなったとか、そいういう普段やったことをしなければならない状況も割とストレスですが、悪いストレスではなく必要な筋肉や思考回路ができるまでは眠り難さや体のだるさはきつい筋トレのようなものです。

特に普段していない事をすると、脳神経の疲労から寝付きが悪くなりやすい。

しかしそういった一時的な出来事に脳が慣れはじめると、翌日、あるいは事がひと段落したか疲労の限界に達した三週間後の朝にどっと疲れが出てきます。これは悪い疲れではなく、脳が休息した証拠です。つまりこのだるだは脳がしっかり休んだのです。この疲労感は体を修復した残りカスのような物質であり、休めていないのとは異なると私は思います。ここでだるいからごろごろと半分寝たような状態でいつまでも休んでいると体内時計が遅れます。勇気を出して定時に起き上がり無理をせずにその日を過ごすかはあなた次第といえましょう。筋肉痛が二日後に出るのは修復した時に出た物質であり修復中なので休みつつ元気になってもいいよというサインでもあり脳もまたそれと同じです。もちろん完全に疲労が回復したわけではなく、回復の段階に入っているのでこの段階で無理をしてはいけませんので数日間は早めに横になり休みます。軽い疲労であれば午後には体が軽くなっていると思います。そして翌日には午前中には体が軽くなるように、徐々に朝がだるい感じが短くなっていくはずです。体育会系の人なら次の日の筋肉痛は少々動けば軽くなることを実感しているでしょう。疲労物質は起床後にいくらか体を動かすことで、たいていは午前中(というか起床後6時間くらい)のうちに消えてくれます。回復が早いと起床1時間後には軽い運動をするとこのだるさは消えています。

悩み事で沈んでいる時は眠れない

心配事があって不安や緊張状態にあると眠れないのは当たり前です。眠れないことに腹を立てたりイライラしたり焦るとさらに眠れないのは当たり前です。今日は眠れないという事実を受け入れてあきらめるしかありません。心の問題については一発で悟る人や時間がかかる人、さまざまですのでひらめきがない場合は仏教的な煩悩への執着を手放す心の修行が必要です。寝る前の時間に考える癖がある人は無になり朝に悩む瞑想のような訓練が必要です。

騒音など環境で眠れない

寝る時間に大きな音がすると人は眠れません。暑すぎても寒すぎても眠り難いです。部屋の温度は15度以上30度以下ならよく眠れるでしょう。改装したり引っ越すなどして環境を整えておきましょう。

病気で眠り難い

鼻炎や睡眠時無呼吸症候群など根本の病に対応しないと眠り難いこともあります。花粉症や鼻風邪はつらいですね。ほかにも眠り難くなるいろんな病があります。私は副鼻腔炎で5日間ろくに眠れずつらい思いをしたことがあります。病気が原因の場合は入院するなどしてお医者様に診てもらいましょう。病気になったショックや症状で眠れないこともあります。

眠れない日の後には疲労感が出るがそれは悪者ではない

上記のことを簡単に言いますと、睡眠時間が必要量よりも短くなると、翌日以降の朝に疲労感や倦怠感が現れます。しかしこれは修復した時に出た物質であり、観察していると数時間後には消えるので、疲労そのものとはちょっと違うと私は思います。ただし、この物質が体全体を覆ってしまうとろくに動けなくなることも事実ですのでその原因となること(出口のない葛藤や思考のループ)をやめなければなりません。動けるうちは動いてこの疲労物質を消したほうが良いように私は思います。ストレスがあって会社や学校に行きたくない時も朝がだるいのは、脳が疲れているからであり、寝る前に考えずにお風呂に浸かりしっかりよく眠り休息すれば考えも変わります。ここで朝のだるさに執着して「行けない」「起きられない」と決めつけてしまうと不登校や出社拒否という行動に繋がりますので思考と結びつけずにただ単に「脳が休息したからだるいので当たり前であり脳は休めている証拠」と思ってください。

自分の悩み癖・心配癖に気が付く

人生の一時的にでも猛勉強したり猛烈に悩んだことがあれば左脳がよく開発されているので、ろくに知識やデータ(人生経験)もないのにあれこれと考える癖がついています。寝る前に考える習慣、運転中に考える習慣、何かをしながら考える癖になってしまっています。考えないタイプの人はどこでもすぐ眠れてほんとうに羨ましいですが、そういった考えないタイプの人は自分を守るための能力に優れていて親子であっても自分を守るために傷つける発言を無意識にしてしまいます。子供時代とはまさに左脳が開発しておらず理性や経験に乏しいので親や友達を傷つけてしまうのです。この社会である程度の礼節を親子間でも守れている人は、それだけ頭を使っているので頭の筋肉が疲れやすかったり眠りにくくなって当然なのです。心配が癖になっているときは、ああ、また思ってしまったと、軽くスルーする必要があります。