2017年2月23日木曜日

パニック発作(神経症)を自分で治す方法(実体験)

パニック発作を自力で治す方法

消耗し尽くしたイメージ写真

私が実際にパニック発作を完治させた方法を教えたいと思います。私は二十歳頃から2年間、予後を含めて6年間くらいパニック発作という不安障害の一症状に苦しんで、自力で完治させましたのでその方法を教えたいと思います。あんな苦しい思いはもう二度としたくないと今でも強く思っていますので、その「パニック発作で二度と苦しみたくない」という思いが勇気を奮い立たたせることになり、完治に繋がりました。

パニック発作の症状

パニック発作といえば、まずは漠然とした不安な感じがして、空気が薄い感じがして、それから呼吸困難というか、いくら空気を吸っても酸素が入った感じがしなくて恐怖を感じる、まさに恐怖反応そのものです。そして恐怖で生じた興奮物質により脳が休まらず常に疲労した感覚が続きます。

不安障害の症状

不安障害といえば、病名ですけど、何かと不安になる心の状態です。パニック発作を経験して何事にも不安になる状態になるのは当然でして、自己に目が覚めるまでは誰でも不安障害を経験すると思います。私の場合、予期不安というものが最後まで残っていたので、それを自力で治して克服する必要がありました。

私のパニック発作の体験談

きっかけは不眠で頭がぼーっとしていてちょっとした体調不良の時に、社会的場面に出席せねばならず、胸を締め付ける服を着ていたせいで初発の発作が起きその場から「逃げ」ました。そして二度目の発作はその夜に、このままの堕落した生活ではいけない気がして、とリラックスしてテレビを見ている時にまた起きてしまい、体は熱いし苦しくてこれは異常だ!と病院に行き通院することになりました。かなりの衝撃でこの事自体が大きなトラウマとなりました。はじめのうちはもう、恐怖心で脳がいっぱいでした。何もかもが怖いという状態、そういう物質で脳が満たされていたので、それを消す方法がわかりませんでした。PTSDでもありましたが当時はそういう診断名をつけることに慎重になっていたので、いじめの後遺症ではそういう診断はつきませんでした。

抗不安薬で発作を抑えつつ、私は大学に通っていました。でも緊張するたびに呼吸が苦しくなる症状は4年間続きましたし、発作が起きたらどうしようという不安がずっと付きまといましたが大発作はその後一度も起きませんでした。症状をずっと隠していましたから、そのこと自体も不安の原因として加わって激しいストレスを感じつつ、勉強に専念して卒業しました。一方でまったく発作のことを忘れていた時は、全然普通に元気でした。

大学卒業後はフリーターをしつつ、悶々と日々を過ごしていたこともストレスでしたが、いろいろ学んで自問自答を続けていたある日、もうこんな日々は嫌だ、治りたいという強い気持ちが生じて治りました(笑)このめっちゃ強い気持ちこそがパニック発作の予期不安や不安になりまくりの過敏状態を完治させる薬となりました。

つまり、この過呼吸と恐怖心の発作というものは自分の心の弱さと恥をかくことへの恐怖から生じた症状だったのです。勇気を出せば治るのです。

今思えばほんとうにバカみたいだと思います。自分の心が弱いから発作が出てそれを何年も心配を繰り返していたなんて、しかも親はどうしてこんなに苦しいのか理解してくれないし傷つきまくりの子供時代でした。結局、症状自体は誰も助けてくれなかったので、自力で何とかするしかなかったということが症状を引き起こす原因のひとつとなり、皮肉なことに完治する動機にもなりました。

パニック発作と不安障害の要因

私が自己分析した、パニック発作や不安障害の原因
  • 不安・緊張という症状への恐怖
  • 心の弱さ
  • 不眠による過敏
  • どこかで偶然学習した「~だったらどうしよう」→不安という思考パターンの定着
  • 頭の感覚を感じる→不安という誤った条件学習の定着
  • 寝る前に悩む習慣
  • もともと言葉で思考する能力が低い右脳型
  • 普段からもうダメだとか、自己嫌悪
あの大発作が起きると、もとの性格がどうであれ誰だってショックで落ち込んで不安で暗くなります。でも医師の言葉で一発で治る人もいるので、不安や恐怖で過呼吸や過敏の症状が出る病は心の問題だといえます。そうはいってもあの激しい死の恐怖の繰り返しや胸苦しさは、まずは抗不安薬で止めるしかありません。まずはそこからです。

不安発作の根本的原因がわかった!

どんな理由にせよ、恐怖心をともなう胸苦しさという恐ろしい症状を薬で抑えなければ症状に囚われて自分の心について考える余裕もありませんので、先に進めません。もとの性格はどうであれ、治すためには愛と勇気と左脳の開発が必要です。希望は必要ありません。

とにかく、愛と勇気が何たるかを実体験をもって言葉で学習しないとこの病は治りませんでした(苦笑)映画を見たくらいでは愛は動画で表現していますけど、言葉では具体的に説明しませんので左脳には効きません。

そうなんです、不安の病を治すには左脳の開発が必要なんです。芸術家が心理療法で治すかどうかの判断を迫られるのは、右脳優位の脳を変えるかどうかの選択を求められるので芸術活動に影響があるからです。もちろん左脳を使っても芸術活動はできますけれど、パフォーマンスへの影響は職業芸術家にとって大事な問題です。

何度も言いますけれど、不安になりやすい人は左脳が未開発、言語での思考が開発されていないから起きるといってもいいと私は自分の経験でわかりました。右脳で感じた反応を左脳が適切な言語を与えていない、不安になる言葉を与えてしまったために不安発作が生じるといってもよいでしょう。私の場合、これで間違いないと思います。

では、どうすれば不安の思考癖は治るのか?

不安発作を契機に、不安になる思考が習慣することは当然の現象であると思います。この病に陥ってしまうと、完治には何度も言う通り、愛と勇気が必要です。特に何度も勇気を持って思考を訂正する必要がありますし、自分に優しくする訓練も必要です。いままでの自分というものを改めます。


勇気を出す方法

大体、不安に苦しむ原因は誤った思考を訂正する勇気がないからです。不安発作が起きやすい場面は、最初のうちは社会に接する場所、外出中であると思います。これはみんなの前で醜態を晒したらどうしようという心配が症状を作っています。その何々だったらどうしようという思考が神経症の症状を作っているのです。
  • 神経症の症状で恥を晒すことを怖れない勇気
  • 発作で死にはしないという事実を心から理解し受け入れる勇気
  • 思い切って倒れてもいいくらいに思う勇気
  • 数々の不安は実際に起きないという事実を受け入れる勇気
  • 過去未来への執着をあきらめる勇気
  • よい事実を発見して認める勇気
  • 余計な事を考えて不安になり緊張することを怖れない勇気
  • 自分を正しく愛する勇気
  • 健全な状態になる勇気
  • 逃げない勇気←一番大事
大体、神経症の発作が起きるのは高速で余計な事を考えて自分で不安になるよう盛り上がっているときです。一瞬でそういう心配をするから緊張するのです。まずはその心配事を高速で考えて慌てて不安が高まってきている自分を冷静に観察します。

勇気を出すのは、激しい症状、興奮物質の蓄積による脳の疲労が治まってからでよいです。

自分を愛する方法

神経症になる人は、私も含めて自分で自分の心を傷つけることが習慣になっているのではないかと思います。私はもうダメだ、うまくいきっこない、落ちこぼれだ、デブだ、モテナイ、暗い、いじめられる、戦えない、臆病、体型にコンプレックスがある、貧乏だ、友達少ない、すぐに人を恨む、自分を恨む、愛を認めない、愛欲への執着、引っ込み思案だ・・・などなど、もともと臆病で自発的に行動しないタイプが多いのではないでしょうか?そのくせ尊大な自分を見せたがったり、安全な場面では普通にあるいは強気に振る舞っていませんか?そもそも人生の苦しみを苦しみと思い苦しんでいる人も症状が出やすいと思います。

そのネガティブな思考のループから脱却する必要があります。

そこに必要なものがなのです。神経症はこの愛と愛する勇気があれば治るのです。

では健康な愛とは何でしょうか?私が学んだところによると、愛とは、素直に親の愛を受け入れる心がまずそのひとつ。反抗期では親を不快と思い一緒にいるだけでホルモンの関係から不快感が生じてこどもは荒れ狂ってしまいます。親も万能ではないので、コミュニケーション方法にも家庭で差があったりして、暴力や汚い言葉で家庭が汚染されていたために愛を理解せずに育つこともあるでしょう。不完全ながらも養ってもらったことには素直に感謝するのです。日本人の家庭ではストレートに愛情表現しない家もあるでしょうから、愛の何たるかも知らず心が歪んで神経症になりやすくて当たり前なので、神経症になってもそのことは別に変ではないので悩む必要はありません。しかし神経症を治すには健康的な愛がわかる必要があります

私たちは人間ですから、愛について学習することは意外なほどに簡単です。愛といっても異性(または同性)を恋い慕う恋慕の情ではありません。恋は愛することとは違います。

親を愛する

反抗しまくったダメ親でも、親は親でありこの世に二人しかいないかけがえのない存在です。うざくても親は親。いなくなると悲しいし寂しいし、いたらいたで一緒にくっついているとホルモンの関係(本能プログラム)で離れたくなる存在。世間と比較していくらダメ親だったとしても、ご飯を食べさせてもらい学校に行かせてもらい、住まわせてもらって、ときには遊んでもらったり、汚い言葉を浴びせられたりして心の教育はなかったかもしれないけど、どんな親でも親は親なんですよ。親という試練を乗り越えることもまた神経症を治すポイントです。親が与えてくれた試練はきっと私たちが生きるために必要な課題であったと思うと感謝はしておいたほうがよいでしょう。だって世の中にはいろんな人がいてもっとひどい人もいたりする。親との不一致を乗り越えられない臆病者だからこそ症状が出たのですから、親との関係を克服することもまた幸せに繋がる道なのです。料理が下手な親だったら自分でおいしい料理を作る試練を与えてくれます。とても教養のない親でも自分本位で生きて子供のことすらろくに考えないことがストレスを感じにくく毎日快眠できるということを身近で憎らしいほど学習させてくれます。教養が高すぎる親は毎日脳をフルで使い過ぎてオーバーワーク気味となり体調をよく崩して休むのに苦労していることを学習させてくれます。子供を寂しくするタイプの親だったら自由時間が増えて干渉するタイプと比べるとストレスも少ないです。何にせよ、親という存在を愛を持って克服すると、幸せにつながります。自分が欠点だらけなのと同じで、親もまた欠点だらけであることを受け入れたうえで愛するのです。自分や親にできないことを親に求めてはいけません。

他人を愛する

他の人を愛するのは簡単なようで怠けてしまいがちです。嫌いな人であっても自分にとっては必要な存在であり、世界にとっても必要だから存在しているのであり、むやみに憎まないようにしましょう。自分が幸せになるためには憎まないことです。憎むことが不安発作を引き起こす原因となりやすいです。憎い相手には正しく幸せになってもらい、自分に興味など持たないほど幸福になってもらうことを祈りましょう。慈悲の心を心がけると、自分の心が元気で健康になりますよ!そして愛しても成就しない恋は思い切って手放しましょう。人間の恋は勘違いの産物で異性(または同性)であればどんなに望まぬ相手や社会的に許されぬ相手でも近くにいればホルモンの関係で勝手に発情してしまう生き物です。人間が発情する相手は、案外、適当です。それを一生の何とか、などと思ってしまったり、あれこれと執着するとストレスになるので自分の幸せのためにはご縁が終わった相手には執着しないようにしましょう。友達の数は、人が丁寧に付き合える人数はせいぜい2、3人です。友達の人数の大小で悩まないようにしましょう。

自分を愛する

神経症の人は健康的に自分を愛することができていません。神経症の人は大体思考に対して無責任で自他に攻撃的です。自分に対しても遠慮なく攻撃するので苦しくなるのです。怒りや批判、不安はストレスホルモンを発生させるので不快となり緊張や興奮が生じ苦しみの元凶となりやすいです。自分を健康的に愛するためには、怒ったり心配して興奮や緊張する回数を減らすことが重要になってきます。

自分を許す

だいたい神経症になる原因は嫌なことを考えている自分が許せないからです。いつまでも執着している自分を許して解き放つのです。思いを手放す練習と技能の習得が必要なのです。

「症状が出たらどうしよう」という執着を手放すことが神経症の症状を治すために一番の近道です。症状が出てもいいや、別に倒れちゃってもいいや、くらいに思う勇気あきらめが肝心です。そもそも神経症の症状を心配すること自体が、幻想であり無意味でどうでもいいことなのですから。

あおむけに大の字に寝転がって、頭の筋肉を緩めて、自分を許してみましょう。


頭の感覚を習得してマスターする

大体、神経症になるにはいくつかの条件があります。まずはストレスとなる出来事があり脳が興奮して体が緊張しており寝付けなくて翌日以降に頭がぼんやりと疲労した状態になっています。この状態では何事に対しても刺激が敏感に感じられ、あの二日酔いみたいな感じとまではいかないまでも、刺激に対して誤反応しすい状態になっています。脳が疲れているときに刺激が強く感じられ脳が誤反応することによって症状が出ます。空気が薄い感じがするのもストレスで疲弊した脳が感知してしまったためにこれはたいへんだと慌てたのです。

要は脳の誤反応を消す、訂正することで神経症は治ります。

電車である駅に近づくと空気が薄くなります。それは換気していないからであって、その駅を過ぎると換気ダクトが開いて酸素が入ってきます。部屋でも大勢がいると酸素が薄くなり二酸化炭素が増えます。ストレスと睡眠不足で脳が疲弊していると二酸化炭素を感知しやすくなり、誤解してしまうとこれは命の危険があり逃走する必要だと誤反応が生じてしまうのです。私もそうでしたので、愛と許しなどの訓練により緊張のレベルを下げることで二酸化炭素の感度も下がりました。

上がってしまった緊張のレベルを下げるためには、自分で頭の緊張を緩める能力の開発が必要です。

大体頭の筋肉には前頭筋、側頭筋、後頭筋があります。私の経験では命の危険を感じるほど怖い時は後頭筋が緊張して突っ張ります。悩み過ぎると前頭筋のあたりが考えるたびにズキズキ緊張して、固まってたりします。アクションゲームをしてると側頭筋を使いすぎますのでこれらの筋肉を意図的にほぐす必要があります。

3つの頭の筋肉をほぐすには、休憩が早道です。運動やお風呂に浸かることもよいですが、それぞれの筋肉が疲れすぎたら病気になりますので、筋肉を使う行動をやめることです。夢中になっている時は疲れに気が付かないものの、集中が切れて「ああ、疲れた」と思うだけで頭の緊張はほぐれ、頭に疲れを感じます。「もう少しで帰れる」と思った瞬間から休息モードに入ります。思うことで案外リラックスできるのです。しかし長時間同じ筋肉の使用を続けた場合や神経症の時は緊急モードになっていますので、なかなか休憩のスイッチが入りにくくなっています。その場合は3時間くらいは意識して休まないと筋肉が緩まないことも私は気が付きました。寝る前に思考すれば当然休んでいないことになるので翌朝疲れが残ります。要はどれだけ上手に休む能力を身につけるかについても、神経症を治すことに繋がります。ひとつの悩みにとらわれてしまうと、何日も考え続けてしまいませんか?まずはその習慣をやめる努力が必要なのです。

努力なくして健康な心は手に入りません。

がんばれは禁句といわれてますけど、確かに脳が疲弊しきった状態で同じ悩みをがんばってくどくど考え続けることは大きな間違いです。しかしこの間違いを認めて解脱することはがんばらないとできません。

考える内容を選ぶ、幸せになるため思考を節約して自分を守る

神経症の人は同じことについて延々と悩み続けることを特技としています。私も寝る前に悩むことがいつの間にか習慣となっていましたし悩みが深いとなかなか眠れませんでした。健康な人は悩むことそのものを避ける傾向にあるように思います。いつまでも悩んで苦しむことは嫌だからです。頭の切り替えが早い人は、くどくどと考えることは苦しいから、自分を守るために切り替えているのです。考えてもわからないことは考えない、これが健康な人の思考パターンですので元気になりたければ元気な人の思考を模倣する必要があります。

考えない方法は考えた内容が愚かな考えであったと心からわかり捨てることです。

アマゾンで「幸せになる勇気」というアドラーの本が人気があるようですが、私は内容をまったく読んだことはなくても、幸せになる勇気とは、まさに苦悩するパターンから脱却する勇気のことであると思います。

積極的に休む方法を習得する

このページをご覧のみなさまは、多くの眠れぬ夜をご経験なさっておられるでしょうから、その経験を参考にして、次は安定して休むことについて考えてみてください。

寝る前に休む練習をする

ベッドに入る前に、寝る準備のために体の力を抜く練習をします。この時間にパソコンやゲームをしないようにしましょう。せめてタブレットでくつろぐ程度で。明日のために、休むのですから、休む努力が必要です。寝る直前まで活動している人はベッドに入る2時間前には積極的に休む練習が必要です。6時起きの場合、お風呂に入るのは18時から20時の間くらいで早めに入ってゆっくり浸かったほうがお風呂上りに脱力する時間を作れます。

寝る前に何も考えない練習をする

悩み癖がついている人がまずやるべきことは寝る前に無になるトレーニングです。寝る前に考えるということは眠る気がないことと同じなのです。神経症の人は「寝よう」と思ってベッドに入って「起きている」ための思考を繰り返すので行動が矛盾いていることに気が付いていません(笑)私も同じで考えは「寝られない!」と腹を立てていたものでした。ほんとうにバカですね。眠る気があるなら無になるトレーニングをする時間に充てたほうがまだ建設的です。この訓練はどんな過酷な状況になったとしても眠って脳を回復させる訓練ですから、やってみようという気になりませんか?もう不安はこりごりと安心安全が大好きな私たちですから、幸せのためと思えば無になる苦労は厭わないでしょう。無になる方法はマインドフルネスや瞑想、禅などの本に載ってます。

定時に起きる

どんなに眠くても定時に置きます。体内時計のズレは仕方ありませんし、一か月して整ってくるまで我慢するしかありません。体内時計がぼーっとして敏感に感じられるうちは忍耐力が必要です。体内時計が合ってくると、次第にぼーっとしてだるい時間が短くなってきます。二度寝はいけません。健康な人は無理をして毎朝定時に起きているだけです。寝起きの幸福感にいつまでも浸っていては明日の幸せが減ってしまいます。幸せになるためには勇気を持って起き上がるしかないのです。部屋が寒い際に暖かい服に着替えて寝ておくと起き上がりやすいです。

定時に就寝し起床できるのは、まさに努力と修行の賜物であって自然にできることではないのです。

結論、左脳を上手に使って賢くなれ!

パニック発作、神経症の発作、不安と緊張は、完治した私の経験では、自分の心が神経症の症状を作り出していると断言できます。発作が起きてからは「~だったらどうしよう」という思考パターンで落ち込む癖が出来ていました。臆病で未熟な私だからこそ、怖いことがあって縮こまってしまい、そこから勇気をもって脱却できずにいたからこそ症状が出たのです。そして本当は人が好きなのに積極的になれない臆病さ、メディアが作り上げたニートだとかパラサイト、おひとりさまといった冷たい言葉に傷ついてしまう心の弱さが症状を作っている原因でした。しかしブッダのように健全に自分を知り愛する知識を得つつ悩み続けることによって左脳が開発され(笑)症状から解放されて10年が経ちました。まわりを見てみると、元気な人はニュースなどを見ず、いちいち一般という概念にとらわれずに女性であっても逞しく生きています。私は一部の他人に深く傷つけられ、テレビの流す情報にも真に受けすぎて傷ついていました。それは他人を疑わない素直な心があったからでした。心を守るために頭の感覚に敏感になり左脳を効果的に使っていなかったことも症状を作る原因になっていました。要は無駄な悩みにいかに気が付き捨てる能力を鍛えるかが、幸せになる道であるとわかります。

このページをお読みのみなさんは、既に悩むことが得意でしょう。その考える思考能力をどうか幸せになる努力のために使ってください!不要な心配から逃れるには幸せになる努力を続けるしかありません。

賢くなるとは、勉強ができるようになることではありません。幸せになることこそが賢くなる本当の意味なのです。