2017年1月4日水曜日

年賀状が来なくなった時の考え方

友達と思ってたのに年賀状が来なくなった

小学校、中学校・・・高校、大学・・・すっかり年賀状だけのやり取りとなった古い友人たち。でも私の世代と親や祖父母の世代とでは人間関係の考え方が違うようです。自分の親の世代では学校や職場との縁が切れても年賀状交換は延々と続いています。私の若者世代では会わなくなった関係は結婚式に出席した仲であっても年賀状が来なくなるほど薄情です。友達というものは歳月が流れれば流れるほど懐かしく思い恋しく思うのは私だけなのでしょうか。そして数十年後、会ってみようと会いに行った親を見てるとやはり年賀状だけでもと思うのです。自分の親はかつての仕事の仲間をいつまでも思いやって懐かしんでいるも会うことはありません。そんなに思ってるなら会えばいいのにと思います。

しかし私のような若者世代は情が深くないのか、ある年突然年賀状が来なくなることがほとんどです。私の胸中は悲しいわけですが、相手にそんな思いはわかるはずもありません。2017年、ついに結婚式に出席した友達からも年賀状が来なくなり友達について考え直さなければいけなくなりました。

昔の友達というものは相手にとって私という存在は不要であったのかもしれません。

思えば年賀状という習慣が出来たのはいつ頃からなのでしょうか。

年賀状は19世紀の終盤あたりから日本で普及しはじめたグリーティングカードの一種で、それ以前では支配者階級に利害関係をともにする間柄で新年のあいさつが行われていただけでした。年賀状の歴史は遡ると有力者の挨拶がはじまりとなる歴史の古い習慣なのでしいた。現在は若者の年賀状でのあいさつ習慣は廃れつつあり日常生活で会うかどうかが縁の切れ目となっているようです。

ココ重要:今は昔と違い日常で会うかどうかが縁の切れ目

実に寂しいことですが、日ごろの友人との付き合いが無い限り、年賀状は来なくなって当然と思いましょう。

何かあったら助けてくれるという期待は幻想です!年賀状だけのやり取りでは誰もあなたを助けてくれることはありません!

ビジネスをはじめるか、新しい友人を作りましょう。

寂しいと思ったら、死ぬまで長い付き合いのできる場所を自分の居場所にしましょう。

テレビでは震災が起きると「がんばれ」と熱い情を演出していますけど、世の中はあなたが思う以上に冷たいのです。

過去は捨て去れり、友情の維持に努力しなかったあなたにも責任の半分はあるのです。

友達なんて同じ水準の人生を送ってないと維持は無理だと思いましょう。

一人の人間が濃い相手をできる友人はせいぜい二、三人ほどです。残りはビジネスの付き合いと同じでただ群れていたかっただけ、異性を呼び寄せ結婚式に呼ぶための関係なので用済みとなれば捨てられるのがオチなのでしょう。

たくさん泣いたら、人生の一歩を踏み出しましょう。