ハロウィンを楽しもう。ハロウィンについて考えてみた。
ハロウィンというと、子どもたちが仮装して近隣の家々を訪ね歩きおねだりするお祭りを連想します。しかし日本では大人の若者がバカ騒ぎ・・・いえ、お祭り気分になりわーわーと楽しむ行事です。ハロウィンは、もとは秋の収穫を祝い悪霊を追い出す行事でしたので、農業に関係のない人には農家の収穫を称える程度の感謝の気持ちくらいはあったほうが、まだ周囲に迷惑もかからないでしょう。日本ではハロウィンの本来の目的を知らずにただ集まって盛り上がる行事、程度にしか思われていません。
ハロウィンを楽しむということは日ごろの憂さを晴らす目的で日本では本末転倒のイベントと化しているようです。こどもの無邪気さは大人の人間の悪い気持ちを忘れさせてくれますから、子どもは天使なのです。子どもに邪気を払ってもらう、おおいに結構。でもほんとうに邪気を払えるのは、自分自身の心がけ次第。 |
わんちゃんも、ある意味天使ですよね。 ・・・飼い主が見ている前だけでは。 |
本来のハロウィンという行事を行うためには、秋の収穫に感謝するには、その年に収穫されたばかりの小麦粉やお米、野菜や果物を神様に捧げてみてはどうでしょうか。
ハロウィンはキリスト教の祭りではなく、ケルト人(フランス、イギリス、ドイツの南半分で代々暮らしてきたの人々)のためのお祭りです。ですから関係のない人々が盛り上がっていること愚かだと思う人もいるようです。
おそらくこの時期には、冬を前にして、本場の地域では疫病があったり食糧などの泥棒とか悪いことが起きていたのでしょう。こういった行事が行われるからには原因があったはずです。
日本もハロウィンのある国との経済的な結びつきが強いですから、お商売のためにイベントが開かれたりするものですから、若い人の間でハロウィンが浸透したのでしょう。ステマもここまでくれば、見事に若者~中年層の文化となったわけです。