15.6インチノートPC×フルHD(1920×1080px)は画像処理アプリで問題が生じる
新しい15.6インチのノートパソコンにフルHD(1920×1080px)の組み合わせは絶対にやめといたほうがいいと思います。私はまさに昨日15.6インチのパソコンを買ってきまして画面がフルHDであることに気付いて愕然としました!!!
15.6インチディスプレイとフルHDの組み合わせでは文字が小さすぎて瞬時に判読不能、特にWindows10の游ゴシックは髪の毛のように細すぎる!
もうWindows10で游ゴシックフォントでのフルHDはいきなり最悪でした。これほど游ゴシックが憎いと思ったことはありません。それまでは1366x768pxの前ノートPCのディスプレイで楽しくやってた私ですが、さすがにこの毛髪のようなフォントには我慢なりませんでした。
Windows10のフルHDのディスプレイは小さすぎ
この写真は15.6インチにフルHDでブラウザで私のブログを見た様子です。何もかもが小さすぎて話になりません。
Windows10でフルHDではワークスペースまで小さくなる
フルHDでの私のブログの編集画面はこんなに小さくて酷いものになりました!
Windows10の文字を大きくする方法
游ゴシックがWindows10のOSの基本フォントとなっていることに我慢ならなくなったのはフルHDディスプレイになってからでした。はっきりいって心の中では游ゴシックをWindows10に搭載したことについて仕事の作業性に関わることですのでMicrosoftがなぜ業務用OSにこの汚いフォントを採用したのか理解に苦しみましたが理解できましたw
Windows10のフォントが細い、実際にこれよりも小さく見える
見てください。この髪の毛みたいに細いWindows10のフォントを!これではお仕事にならないどころか目の健康を害します。緑内障になるリスクが高まりますのでお仕事されてる方は絶対にWindows10のフォントはこのままにしないほうがいいです。
iPad Pro 9.3インチではどう見える?
15.6インチ×フルHDディスプレイの汚さがどれくらいのものかを比較するためにiPad Pro 9.3インチのレティーナディスプレイと比較してみました。
iPad Pro 9.7インチで見た私のブログ
iPad Pro 9.7インチでこのブログを見ると、ディスプレイサイズがフルHDよりも大きいのに、ブログの中心部がしっかり全画面表示になっています。
iPad Pro 9.7インチで見たヤフージャパンのトップページ
拡大すればどれだけiPadのディスプレイがWindowsディスプレイよりもきれいかわかると思います。
Windows10のフォントはフルHDで一部アプリでにじんだりぼやける問題
Windows10の游ゴシックが細すぎて可読性に欠けることはもちろん、ソフトウェア(アプリ)のフォントまでにじんだりぼやける現象が発生しています。まるで規定のサイズのフォントを画像処理で単に拡大して伸ばしただけのように荒い画質となっており、一部のアプリはフルHDに非対応なフォントを使っているせいか、ぼやけやにじみが生じ仕事になりません。確かに游ゴシックはあらゆるディスプレイに対応している意味では優秀なフォントであることを認識させられました。
Windows10のフォントがにじむ、ぼやける問題
これでは仕事にならないので何とか1366x768pxのディスプレイにしてみましたが、それはそれで余計にぼやけてにじんでしまうのでお手上げ状態となりました。
Windows10のフルHDのフォントが小さすぎて読めない
15.6インチディスプレイにWindows10のフルHDディスプレイの問題はほかにもあります。フォントをメイリオに設定しなおしたとしても、文字が小さすぎてメイリオに設定するとぼやけてしまい瞬時に判読できません。これはさすがの私でもきつい。
Windows10のフォントの基本設定は游ゴシックの9ポイントであることを忘れずに!
標準のWindows10のフォントでは仕事になりませんので、やむなく外部ソフトを使ってフォントを変更される方もいらっしゃることでしょう。私もフリーソフトを使いWindows10のフォントをメイリオの9ポイントに変更してみました。しかしメイリオはフルHDでのWindows10のOSに不適なフォントですので、かえって見苦しくなってしまいました。
Windows10でフルHDの文字を大きくする方法
Windows10と15.6インチフルHDディスプレイの相性は本当に最悪です。まず游ゴシックをメイリオに変更しました。そして次に、デスクトップを右クリックしてディスプレイの設定画面で「テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する」を150%にしました。これでやっとノートパソコンで仕事ができるフォントのサイズに変わりました。しかし相変わらず文字のにじみとぼやけるのが酷くてあまりこのノートパソコンでは仕事したくありません。
このつまみを右に移動して150%に変更します
ほんと、15.6インチのモニターにフルHDとWindowsフォントの組み合わせは最悪ですので、業務の効率や他のコンピューターとの画像や動画のやりとりを仕事で優先する場合はノートパソコンで1366x768pxのディスプレイを選ばれたほうがよいように思います。もちろん10歳代や20代の前半の方はフルHDでも楽しく遊べるとは思いますが、仕事となるとこの文字の小ささや細さは深刻な目の病気を招きますので私としては、健康があってこそパソコンで仕事ができると考えていますので、なるべく細い字や小さい字は避けたいところです。
写真や画像を作成したり編集するときに15.6インチディスプレイにフルHDでは支障が出る!フルHD非対応のアプリ(プログラム)は文字が小さいまま!
まさにWindows10のディスプレイ最大の問題がこれです。ディスプレイの項目のサイズを150%に拡大していると、
本来の画質がわからないので仕事になりません。Windows10と15.6インチディスプレイでフルHDの購入を検討されている方は気を付けたほうがいいと思います。私が思うにデザインの仕事でもディスプレイに応じた解像度というものがあるように思います。15.6インチの場合は1366x768pxがグラフィックデザイナーにとっては最適であるように思います。27インチあたりになって初めてフルHDのディスプレイが効果的となりますが、27インチでは脳への負担が大きいので病気になるリスクも上昇するように私は(実際に使ってみて27インチディスプレイで健康を害して)思いました。Photoshopの旧製品をWindows10で使いますと、各種パレットがゴマ粒のように小さいといいますか、Photoshopやペイントソフトで作った画像を別のアプリで見ると、作業時よりもかなり大きく表示され、それが本来の画質であり画像処理アプリで作業中は縮小して表示されているような状態で作業しなければいけないことになってます。つまり15.6インチでフルHDのピクセル等倍は、通常のピクセル等倍のサイズよりもかなり小さいということです。いい換えれば高画質なのかもしれませんが・・・もしもディスプレイの1pxが以前の液晶よりも小さくなったのであれば、15.6インチフルHD液晶での画像の確認も画素を拡大して見ないと業務としては厳しくなってくるのではないかと思います。
高DPIで画面のスケーリングを無効にする
windows10 のアプリで文字やツールが小さい問題に対処してみても過去のソフトウェアに対しては効果がなかった/(^o^)\しかしKingsoftのOfficeでは「高DPI設定では画面のスケーリングを無効にする」は有効でした。
この問題を専門用語で表現すると「HiDPI」にお使いのソフトウェア、特に旧製品のPhotoshopやIllustratorが対応していないことで生じる問題
・・・といえましょう。あるいはRetinaディスプレイ非対応のソフトウェアを使ってるとか。ですので、古いバージョンのソフトウェアお使いの方は液晶モニターに応じたサイズの画素のディスプレイを選ばなければいけません。15.6インチなら1366x768pxやHDサイズ、21インチディスプレイなら横幅1600pxあたりのWSXGA+、24~27インチあたりでやっとフルHDといったところでしょうか。
結局、15.6インチフルHDディスプレイにおすすめのWindows10の設定は?
あれこれと設定をいじってみましたが、フォントはやはり游ゴシックのほうがいいみたいです。なぜならメイリオではフルHDで表示すると小さく潰れてしまうからです。WindowsのフルHDはiPadのレティーナと大違いでフォントが潰れてしまうんです。そしてディスプレイを150%に拡大すると、Chromeブラウザでも100%表示で何とか15.6インチ液晶に1366x768pxで見ているごとくいけます。やはり業務ソフトがディスプレイの問題に気付いてないものがあって、MicrosoftのOfficeは大丈夫なんですが、ペイントとアドビやサードパーティーのKingsoftのオフィスがダメですね。Windows10は液晶ディスプレイの1pxが小さくなるという技術革新と問題について今もまったく無視しているいたいでまったく期待できそうにありません。あと、究極の対策、ほんとにやむを得ない場合は液晶テレビなど外部ディスプレイにHDMI出力して画像処理の作業する方法があります。Microsoftは早急にこのWindows10の「HiDPI」非対応アプリの問題に直接対応してもらいたいものです。