2016年5月27日金曜日

通販でヤバイ言葉、人を騙す目的で使われる言葉たち

最近の通販のキャッチコピーがヤバイ

ふと楽天を見てると、ショップで気になる言葉がありました。

「何々を買うと何々プレゼント」

たいていの人なら素通りする言葉ではあっても、考えてみればヤバイ。何がヤバイかと言うと、お金を出して店から自分にプレゼントを貰うという矛盾です。カタカナ日本語でいうプレゼントとは、無料で誰かにその人が喜ぶような物を贈って喜んでもらうことを意味するはずです。そもそも縁もゆかりもない、営利を追求する商売人が客に純粋に喜んでもらうためにプレゼントをあげることはまずあり得ない。

このキャッチコピーの真実は客が金を払ってプレゼントを買っている。

・・・ということである。同時にもうひとつの真実がある。それは人を騙して物を買わせお金をせしめ取ることが目的ということです。要するに悪いことです、本質的に。しかし論理的に悪いことであってもこうしたことが平然と行われている。

もうちょっと踏み込んでみよう。

「送料無料」

これだって商品に送料を上乗せしているから本質的には無料ではない。だがうまく言い訳をすれば本質のことなど無視して嘘でも言葉の表面の意味では悪くないと言えばそれで押し通せるだろう。今のところ、送料を明記するような法律での規制はないようだから、送料無料の騙しがまかり通っている。私も送料無料と見るとついアマゾンで買ってしまう。でもアマゾンも価格に送料を織り込んでいるので楽天の品物より40%アップや50%アップの商品もよく見かけます。そんな送料以上の価格が添加された商品を避けて買うのがアマゾンで買うコツです。

「半額!」「○円ポッキリ!」「ランキング1位」「今だけ!」「信じられない価格!」「○本セット」「99.99%」「リピーター続出!」「お試し○○」「絶賛」「誰々が推薦」「オススメ」

こういった詐欺っぽいキャッチコピーのある品や、ユーザーの利便性を損ないやたら長いページのある店は悪いことをすることについて抵抗がない会社と考えられます。避けるに越したことはないでしょう。避ける気がなくても長いページで買い物をする確率は、必要な情報が書かれている短いページよりもかなり低いです。