ページ単位の広告とは?AdSenceが2016年4月28日から新しい広告の配信を開始
ふとGoogle AdSenceにログインしてみると、新しい広告「ページ単位の広告」の配信サービスが始まっていました。ページ単位の広告って何?私はしばらく意味がわかりませんでしたのでアドセンスのヘルプをじっくり読みましたのでわかったことを書きたいと思います。
ページ単位の広告の特徴 ページ単位の広告は2種類だけ!
- 広告コードはひとつしかなく、どのサイトでも同じコードを使用します。
- Google コンテンツのページあたりの広告数の上限にはカウントされません。
- 可能性の高いタイミングでのみページ単位の広告を表示します。
- 配信は広告の設定タブで個別に管理できます。
- モバイル端末用のアンカー広告のフォーマットがあります。
- モバイル全面広告のフォーマットがあります。
- 広告が表示されるディスプレイは縦表示の幅320px~420pxの間のみです。
この文章を解釈する限りでは、ページ単位の広告は表示されたり、表示されなかったりすると読み取れます・・・
ページ単位の広告のアンカー広告とは?アンカー広告の特徴
- モバイル端末(スマートフォン、タブレット)でのみ表示されます。
- ディスプレイの一番下に常に広告が表示されます。
ページ単位広告(アンカー広告のフォーマット)
つまるところ、こんな感じでアンカー広告というページ単位広告がブログに表示されます。
ページ単位の広告 - モバイル全面広告とは?
これは説明しなくてもわかると思いますが、モバイル全面広告とは、ページを離れる時に表示される広告のことです。
- ディスプレイの全体に広告が表示されます。
ページ単位広告(モバイル全面広告のフォーマット)
ユーザーがブログの記事を読み終えたよ!というときにディスプレイ全面を使ってモバイル全面広告が表示されるんです!
ページ単位の広告のブログへの貼り方
アドセンスのページ単位の広告のブログへの貼り方は簡単!コードを<head>~</head>または<body>の直下にコードをコピペするだけです。
ページ単位の広告のメリットデメリット
アドセンスのページ単位の広告のメリットは何と言ってもハイエンドモバイル端末、つまりスマートフォンとタブレットをターゲットに広告が最適化されているということです。スマートフォンのような細長いディスプレイの場合、ブログの文章の文字数が多いと下までスクロールするのがたいへんですよね。読んでる間に別のサイトに行って離脱する確率も高いんじゃないかと思います。ならば初めからディスプレイの下に常に広告があれば広告必ず見てもらえるということですね。Youtubeの動画の広告でこういった必ずユーザーに広告を見せるというモデルの収益は実証済みだということも実装の理由なんじゃないかと思います。それに、タブレット端末の閲覧は訪問者の半分くらいはありますから、スマートホンへの対応は今や必須です。
なんでも無料と思っているユーザーにとってはうざい広告ですね。でもアクセスがあるのにアドセンスをクリックしてくれないと実質無料で情報配信しているブログの救世主かもw配信者にしてみればタダでブログを見たなら商品を買わなくても広告くらい見てってよ!と思いますよね。ホントはお金と時間を書けて書いたブログなので、無料ではない有益な情報なのですから。
ページ単位の広告のデメリットはいわゆるクソサイトとユーザーが認定する確率が上がることです。一見さんに対してなら問題ありませんね。某大手サイトなんかページを見る前に全面広告が出ますから、私はそのサイトを開いてもコンテンツを読むことなく閉じています。そのようなことがこのページ単位の広告でも起きる可能性があるかもしれません。
実際にページ単位の広告をこのブログに使ってみました
私もこのブログにさっそくページ単位の広告を実装してみました。さて、うまく表示されているでしょうか。iPadで確認しますと、しばらく経ってもまったく広告が表示されません。どうやらディスプレイが320~420px幅で縦の画面のスマートフォンにのみ広告が表示されるようでありiPadのような大きなタブレットではページ単位の広告は表示されないようです。まだ始まったばかりなので配信されていないようです。でも本当に良好な収益が出ているブログにはページ単位の広告は貼っていません!だって減益が怖いから。でもスマホやタブレット向けの広告なので、調子のよいブログについても後でじっくりデータを見てから検討したいと思います。私だって本音では記事がいいなと思ってブログから情報を得たら無料で素通りせずに気になった広告を見てほしかったりアマゾンとか楽天でもいいからお買い物していってほしいと願ってますよ(^_^;)Google AdSenceさんには何か訪問者のブログに対する感謝のアクションで利益が入るような広告を作ってほしいですね。