給食の懐かしいかみかみ大豆を再現してみた
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みなさんは「かみかみ豆(かみかみ大豆)」をご存知でしょうか?私は小学校の頃の学校給食でたまに「かみかみ豆(かみかみ大豆)」がおやつとして出てきました。給食当番の同級生がアルミ製の大きな鍋に入れられたかみかみ豆をレードルで掬ってトレイの丸いくぼみに入れてくれました。私はクラスの同級生に人気が無く好かれていなかったので、いつも給食のかみかみ豆を貰える量が少なくて飢えた思いをしてきました。かみかみ豆は私の大好物でして、給食用のコップに入れて家に持って帰って大事に食べていました。あれから何十年か経ってもかみかみ豆のことは忘れられません。何度か同じ物を作れないかと家で料理をしましたが、油や醤油を使うレシピは大豆がサクサクになってしまいまったくの別物になってしまいました。今回は何とかみかみ豆の正体がわかった!のでレシピをもとに再挑戦してみることにしました。
かみかみ豆は豆粒ころころという名前で現在販売されている!
ある日、あるお店でお菓子を探していたら何とあの給食で食べたかみかみ豆とまったく同じ物が売られていました。速攻でかみかみ豆を買い求めて、後日大人買いをしました(笑)この給食のかみかみ豆は現在「豆つぶころころ大豆」という商品名で売られています!黒豆の豆粒ころころも隣にありました。思わず両方買ってしまいました(笑)
なんと黒豆バージョンも!さっそくまめつぶころころ黒豆バージョンを2袋も大人買い!
なんと黒豆バージョンも!さっそくまめつぶころころ黒豆バージョンを2袋も大人買い!
まめつぶころころ大豆の成分表示
かみかみ大豆のレシピを再現するために「豆つぶころころ大豆」のパッケージの裏面を見て炭水化物の割合を推測することにしました。
豆つぶころころ大豆のカロリーは30gで140kcalあり、タンパク質は8.3g、炭水化物は17.6gそして食塩相当量は0.5gありました。おおむね大豆100gで砂糖の量は50gほどではないかと推測します。想ったよりも炭水化物の量が多かったですが食べてみるとやっぱり「あの味」でした。全国の給食のかみかみ大豆が三重県にある株式会社サッポロ巻本舗で造られているのかどうかはわかりませんが、ここの会社が作っている豆つぶころころ大豆という商品はまさに給食のかみかみ大豆の味と同じでした。
かみかみ大豆をレシピを参考に作ってみた!
では自宅でかみかみ大豆を作ってみましょう。私は大豆100gに対し砂糖の量は70gと塩は小さじ4分の1ほど使いました。まずテフロンのフライパンに洗った豆と水2カップと砂糖と塩を入れて煮てみました。すると、豆の水の含みが悪くて豆の内部まで味がしみ込みませんでした。さらに煮詰めていくと豆の表面だけが白い砂糖で覆われてしまい、さっそく失敗しましたので再び水を追加して煮ました。煮ること2時間以上・・・ちっとも大豆が柔らかくなりません。もう疲れて来たので湯に浸した豆を冷蔵庫に入れて一晩寝かせることにしました。次の日、再びフライパンを火にかけ豆を煮込むこと数分。大豆は砂糖水を含んでひとまわり大きくなっていました。面倒になってきたので水が蒸発したら火をとめて電子レンジで3分くらい加熱しました。すると表面の皮だけがべとべとしつつもパリパリに乾いてかみかみ大豆の半乾きを再現することができませんでした。どうやらじっくりと乾燥させて作らないとあのジャーキー感は出ないのではないかと思いました。
反省とレシピのコツ
給食のかみかみ大豆のレシピを再現するためには、どうやら圧力鍋を使ったほうがよいことがわかりました。フライパンでするなら一晩は砂糖水に給水させたほうがよいでしょう。最後のレンジでチンのレシピは私の場合、うまくいきませんでしたのでオーブンか食品乾燥機でじっくりと乾かしたほうがよいとわかりました。醤油は不要です。
自作のかみかみ大豆と豆つぶころころ大豆を食べ比べてみました。砂糖の割合は似たような感じでしたがちょっと多すぎたような気がします。こんなに作るのに時間がかかるなら、もっと大量に作っておいてジップロックで保存してみてもいいかもしれませんね。
かみかみ大豆(豆つぶころころ)の通販があった!
もしやと思いアマゾンで「豆つぶころころ」と検索してみるとありました!!!早速ほしい物リストに追加しました。楽天では豆つぶころころは現時点で売られていませんでした。カロリーを見てみると1袋あたりコンビニのおにぎり半分くらいの炭水化物がありますので決してヘルシーな食べ物ではありませんので糖尿病の人は食べるのを控えるかご飯のかわりにしたほうがよいと思います。やはりここは是非かみかみ大豆を自宅で作って再現してみようという気持ちが強まりました。
豆つぶころころの価格は1袋100円と消費税です。
黒豆も1袋100円と消費税です。